イライラ
私たちを怒らせているものの正体は何でしょう。
約束の時間に遅れてきた「誰か」なのか、遅れたきたという「出来事」なのか、
それともそれ以外の「何か」なのか。
私たちは自分が怒る理由を「誰かのせい」や「何かのせい」など自分の外に求めてしまいがち、
しかし、私たちを怒らせているものは、、自分の中にある「べき」です。
「べき」は自分の希望、欲求をを象徴する言葉です。
私たちは自分の理想とする「べき」が目の前の現実で裏切られると、怒りの感情を持ちます。
私たちの行動のほとんどはこの「べき」に基づいており、そして、イラッとすることの裏には必ず
「べき」が隠れています。
「べき」には正解も不正解もありません。
あえて言えば、この世にある「べき」は、信じているその人にとってはすべて正解と言えます。
「べき」には幅があります。
「時間は守るべき」という考えを持っている人は多いと思いますが、
「集合時間の10分前に来るべき」と考える人もいれば、「集合時間ピッタリに来るべき」
と考える人もいます。
生きていれば、すべての「べき」が思い通りに進むことはありません。
「べき」に優先順位を付けて、うまく付き合っていきましょう。