マダニは、家にいるダニとは違って、山や林などにいて、山へキャンプや山菜採り、
キノコ狩りといった時に、人間がマダニの被害に遭遇するケースが多い。
私も今年3ヶ所刺されました。他人事だと思っていました。
事前に対処方法を知っていた方が安心です。
刺されたのが私だけかと思っていたら意外と多くの方が刺されているのには驚きでした。
感染症で死に至る場合もあるので慌てなくてもいいよう、対処方法を知ろう!
①出来るだけ早く徐去する。マダニ類は様々な感染症を。
皮膚に 食いついてからライム病なら48時間で体内に侵入する。
食いつかれて時間が経つと、マダニ類の唾液腺から分泌されるセメント様物質により、
マダニ口器が皮膚へ強固に固着し、除去は一層困難になる。
②自分で取り除いても良い。マダニ類全般の幼虫とチマダニ層成虫の口器は短いため、
自分で除去することは難しくありません。
自分で取り除く際、強引にむしり取ってはいけません。
基本は、ピンセットなどを使って、食いついたマダニ個体の口器付近を挟み、
左右に何度か回転させたり、虫体を裏返したり元に戻したりを繰り返し、
皮膚の中に挿入された口器がちぎれないよう慎重に引き抜くこと。
徐去した後は早く治癒することが多いのですが、口器が皮膚内にのこると、
痒さが長期間続く場合は、口器が皮膚の中に残っている可能性ががあるので、
皮膚科で診てもらいましょう。
③食いつかれてから1~2日以内であれば、ワセリン法が有効。
皮膚に食いついたマダニ個体の上にワセリンの他に軟膏・バターなど油脂性成分を厚く塗る。
30分程度で外れやすくなる除去法です。時間が経つと除去は困難です。
食いついたマダニが大きく膨らんでいる場合は、間もなくマダニが自力で離脱するので、
「そのまま放置しておく」選択妓もあります。
約7日から14日の潜伏期間を経て、無理に引き抜こうとせず、医療機関で処置をしてもらいましょう。
④発熱などがあったら病院へ。
食いつかれてから2週間以内に発熱や頭痛、発疹等の症状が現れた場合には、
マダニ媒介感染症の可能性が。除去したマダニ個体があれば持参することが重要。