昔からミカンは”万能薬”
子どもころ、ミカンの食べ過ぎで指が黄色くなった。
ミカンの黄色成分は、体の中へ入るとビタミンAに変 わり、免疫力をアップ。
ビタミンAは皮膚や粘膜の乾 燥を防ぐ。
また夜盲症や成長障害の治療にも使われ ます。
温州ミカンに含まれるクリプトキサンチンは、肝臓病・動脈硬化・糖尿病・骨粗しょう症といった
生活習慣病などの予防に効果がある。
冬に食べたミ カンの効果は、春まで続くと言われていますから、安価で手に入る時期に、多めに食べておくことをお勧め。
ミカンの食べ方にもポイントが。皮や筋にも、大切な成分ヘスペリジンが含まれています。
これは、血流を良くする作用やコレステロールを下げる作用があるので、薄皮も白い筋も一緒に食ベて下さい。
ミカンの皮は、漢方薬では「陳皮」として抗酸化作用があり、胃腸障害などに効果がありるとされます。
つまり、昔からミカンは日本人の健康を守る”万能薬”だったんですね。