春夏秋冬の食材を意識
毎年、日本には四季折々の変化があり、気候の変化を小さな花を眺めて楽しんだり、
雲の模様で思い出をはせたり、そう思います。
春の山菜、夏の野菜、秋の果実、冬の根菜など、それぞれの季節に採れる自然の恵みは、
私達の健康を支えてくれる大切な贈り物です。
古くから「春の料理には苦みを漏れ」などと言われます。
冬に不足がちなミネラルなどを春に、苦みのある山菜などで補おうという考えのようです。
山菜は植物繊維も豊富です。夏の野菜は、水分をたっぷり含み、ミネラルなどが豊富なため熱中症予防になります。
秋の果物は、味が濃く栄養たっぷりで冬に備えるためのものです。
冬の根菜類は、保存がきくだけでなく、漬物などの発酵食品として健康に寄与します。
スーパーなどで旬の野菜を選ぶ時、大切なポイント、それは、見た目が良い物ではなく、色の濃い物を選ぶ。
ナスや黒豆の紫色が濃いとアントシアニンの濃度が高く、スイカやトマトの赤色が濃いとリコピンの
濃度が高くなります。
アントシアニン、リコピンも抗酸化作用があり、体にとって免疫にプラスに働いいてくれます。
旬の食材は、新鮮なものが多い点や、安く大量に手に入る点など、経済的にも、経済的にも好都合です。
ぜひ今日の夕食の一品に、旬の食材を加えてみてはいかがでしょうか。