疲れの原因は、運動した時もデスクワークをした時も、あるいは眼精疲労でも、すべて脳の自律神経の疲れにあります。
自律神経は、運動の時は千分の一秒単位で心拍や呼吸、体温を調節しています。
デスクワークの際は、脳内を交感神経優位な状態に保ち、作業をこなします。
つまり人間は覚醒している間、常に自律神経を酷使している状況にある。
神経細胞は、自律神経が酷使されると酸素を消費します。
その際に発生するのが活性酸素です。
脳の自律神経の細胞が錆び付いた状態が「疲労」といえます。
通常は、質の良い睡眠を十分に取れば、眠っている間に細胞の錆びを洗い流してくれます。
ところが質の悪い睡眠、時間が足りなかったりすると錆びが残り細胞にこびりついてしまいます。
こびりついてしまうと元の状態に戻るのが難しくなり、これが「老化」なのです。
老化を抑えるには、日々の生活の中で自律神経に負担をかけないこと。
そして翌朝までに質の良い睡眠を十分に取り、細胞の錆びをしっかり洗い流すことを。
すなわち自律神経を癒してあげることです。